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サンレアンドロ (カリフォルニア州) : ウィキペディア日本語版
サンレアンドロ (カリフォルニア州)

サンレアンドロ()は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡の都市である。2010年国勢調査では人口84,950 人だった〔Demographic Research Unit of the California Department of Finance, http://www.dof.ca.gov/research/demographic/state_census_data_center/census_2010/view.php, March 8, 2011〕。サンフランシスコ湾の東岸に位置し、北西のオークランドと南東のヘイワードの間にある。
== 歴史 ==
サンレアンドロ市となった地域の最初の住人は、オーローン族インディアンの先祖であり、紀元前3500年から2500年の間のいずれかのときに入ってきていた。スペイン人開拓者は彼等をコステニョ、すなわち「海岸の民」とよび、英語圏の開拓者はコスタノアンと呼んだ。サンレアンドロを最初に訪れたヨーロッパ人は、1772年3月20日に入ってきたスペイン軍人ペドロ・ファヘス大尉とスペイン・カトリックのクレスピ神父だった。
サンレアンドロはメキシコの払い下げ地ランチョ・サンレアンドロとランチョ・サンアントニオに入っていた。どちらもエル・カミノ・ビエホ、現在の14番通り/州道185号線に沿ってある。
ランチョ・サンレアンドロは面積約9,000エーカー (36 km2) であり、1842年にホセ・ホアキン・エストゥディーリョに与えられた。サンアントニオの方が大きく、面積約44,000エーカー (180 km2) であり、1820年にスペイン軍人ドン・ルイス・マリア・ペラルタに与えられた。1855年からエストゥディーリョの2人の義理の息子、ジョン・B・ウォードとウィリアム・ヒース・デイビスが、サンレアンドロとなる町の区画を決めた〔
〕。1880年代にアゾレス諸島からの移民が入ってきた時からポルトガル系住民が多く、またハワイから労働者も入ってきており、農園を造り、事業を始めた。1910年国勢調査では、人口の3分の2をポルトガル系住民が占めていた。
1856年、サンレアンドロはアラメダ郡の郡庁所在地になったが、1868年のヘイワード断層における地震で郡庁舎が破壊された。郡庁は1872年にブルックリンの町(現在のオークランド市内)に再建された
南北戦争のとき、サンレアンドロと隣のブルックリンは、カリフォルニア民兵隊中隊のブルックリン州兵を出動させた。
サンレアンドロは戦後のカリフォルニアで制限協定を結んだ多くの郊外都市の1つだった。これは市内の不動産所有者がアフリカ系アメリカ人など少数民族に土地を売却することを禁じたものだった。その結果市内の人種構成はほとんど全て白人となり、1960年ではその構成比が99.3%となっていたが、近くのオークランド市には多くのアフリカ系アメリカ人が住んでいた〔''Suburban Wall'', documentary, 1971; ''Invisible Wall'', documentary, 1981; "Not a Genuine Black Man: Or How I Claimed My Piece of Ground in the Lily-White Suburbs" Brian Copeland, 2006〕。アメリカ合衆国最高裁判所は「シェリー対クレーマー事件」判決で、このような制限協定を州は執行できないと判断した。1970年国勢調査では、非ヒスパニック白人の構成比が86.4%だった〔。市の人種構成は1980年代に多様化を始めた。2010年までにアジア系アメリカ人が人口の約3分の1となり、非ヒスパニック白人は27.1%となって、アジア系が多数派となった〔〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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